思い出しながら、雨上がりの朝の日曜日、尾道町をぶらり散歩と洒落込んだ。吾輩の隠れ家の一つ、久保3丁目8番33号から歩き始めてものの数秒、川端通りと相生町の交差する通りの角に紫陽花の紫に似た朝顔が咲いているのを発見。朝顔か、久し振りだね...。
ちょっと接写で撮ろうと近づくと、蜂(写真/左中)が忙しそうに働いていた。町中の蜂も日曜返上で蜜集めに精を出しているんだな。それではちょっと、記念写真を!ということでダジカメを動画ポジションに切り替えた。
朝顔を見ていると、何だか半世紀近く昔の映像を思い浮かべるのだ。どこの家でも植木鉢(といっても手作りの木箱だったと記憶しているのだが)から上の方に繋がっている紐を元気よく昇っていく朝顔の蔓を見かけたものだ。その前にはバンコといわれる縁台が置かれ、それは初夏の風物詩だった。
それにしても、吾輩の記憶する朝顔の色は白であったり、ピンクであったり、そんな薄色で、目の前にあるような紫色なんてあっただろうか?!
ひょっとして、人間の勝手気ままな趣味嗜好で改良された朝顔なんだろうか。そうだとしたら、何だか興醒めだけど....。
そういえば、懐古主義ではないが、昔は犬でも白い小型犬のスピッツや薄茶の柴犬やコリーと比べると短すぎる鼻をもつ大型の秋田犬なんて、最近では見かけなくなってしまった。明治以降の日本人の悪い癖で、舶来と珍種のブランド崇拝が犬の種の命まで勝手にコントロールしているのかニャン。
いやだね。その内、吾輩のような路地ニャン公もお金にならぬからといって捨てられる運命なのか....。
ブツブツ独り言を言いながら歩いていると、またしても同じ色の朝顔を見つけた。今度は中浜通りに咲く朝顔(写真/下)で、元気よく空に向かって背伸びしていた。
トコトコまた歩き始めた。今度は渡し場通りの坂道を上がり、国道沿いに歩いていった。何か面白いものは、と歩いていたら、数年前にも写真を撮った自然が作り上げた「風情ある窓の風景」(写真/左下)と「奇妙なポプラ」(写真/下)がまたまた目に止まりパチリ!










