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瀬戸内海のど真ん中にあるヴィラはまぎれもないリゾートホテルだった。

ヴィラ風の音舎/VillaKazenootosya


ヴィラ風の音舎/VillaKazenootosya

のんびりと「何もしないこと」ができそうな【ヴィラ風の音舎】


瀬戸内海の真ん中に浮かぶ小さな楽園・愛媛県の豊島(とよしま)は、周囲4kmの小さな島。住民は年老いた漁師さんが1人というこの島には、猪やタヌキのほか「ヴィラ風の音」のスタッフたちがいるだけだ。ヴィラ風の音は2007年7月1日オープンした。この島からは尾道の対岸、向島の高見山から遠望できる百貫島の灯台も間近だ。
斜面に作られた4棟のヴィラには、リビングルームにベッドルーム、そしてバスルームとレストルームがあり、ベランダには別に露天風呂もある。それぞれのヴィラは2人用が3棟と 4人用が1棟あり、すべてのヴィラはそれぞれ色調もデザインも間取りも様々だ。設計者がきっと楽しみながら作ったのだろうと想像される。ヴィラ風の音舎/VillaKazenootosya

ヴィラから見えるのは、唯一目の前の「私の海」だけだ。


プライバシーが完璧に守られ、まさに瀬戸内海の「隠れ家」と呼ぶにふさわしい。部屋にはB0SEのCDプレイヤーのほかはテレビ(希望すれば貸し出される)もなく、喧噪の世界からは遮断されている。きっと、世界の中での静寂と孤独もしみじみと味わえるのではないだろうか。
「美しい音楽と美しい静寂、そしてまろやかな酒と美しい花、それ以外望むものはない」という、そんな世界に尾道や鞆の浦からほんの40分足らずのクルーズで到達できるのだ。
一般的に2連泊(1泊おひとり5万円)される客が多いと聞くが、手軽に尾道からクルーズ&ランチがおひとり1万円で楽しめるとも聞いた。写真の大型モーターボートで尾道や鞆の浦の送迎がある。この船のキャビン(クルーズ客室)は、10名あまりが座れそうな広さがある。(2007年11月)ヴィラ風の音舎/VillaKazenootosya


その後、このヴィラ風の音舎は閉鎖されたらしい。


突然、JTBやその他旅行会社のWEBサイトから姿を消した。ネットで少し調べてみると、「ヴィラ風の音舎」の動向を知りたいというファンの女性からの投稿を発見した。その日付を見ると、2011年には閉鎖されていたのではないかと思える。そのあたり詳しいことは知らないが、今あたりに開業していれば、インバウンド(訪日外国人旅行)と瀬戸内海のブームに乗って脚光を浴びていたことだろう。
たった十数年の昔だが、多くの日本人は、観光地ではアリのように動き回る習性が身についていて、リゾートとは何もしないで「のんびり」を楽しむことだと理解できる人々が少なかったのだろうと想像を巡らすのだが……。
吾輩は、このヴィラに2回ほど訪れたが、まさに瀬戸内海にありながら世間から隔絶された環境のリゾートホテルとして、申し分なかったと記憶している。(2019年11月8日)
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