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創業100年を越える老舗が尾道町からまた一つ消えて行く

丸萬蒲鉾/Maruman


丸萬蒲鉾/Maruman
『記憶の中のあのお店』
創業明治35年の100年を越える老舗がまた一つ消えて行く。「蒲鉾の丸万」(代表者 宗近克典)が2006年12月30日をもって廃業することになった。ニャンとも寂しいニュースだ。
吾輩は何も知らず、12月25日に店をたずねた。京都に住む友人に丸万の蒲鉾を贈ることを思い付き、伺ったのだ。ご主人が「最後だけど、世話になったから何とかしましょう。」と意味不明なことを言われた。「どういうことです? 今年はもう営業されないんです?」ご主人「この30日で止めるんです...。お世話になりました。」.......初めて廃業されることが分った。
「まるまんのお女中は........」とわらべうたに歌われた蒲鉾の丸万は、明治時代から続く創業百年を越える老舗だ。尾道の歴史を物語る「二つ井戸」や「かんざし灯篭」のある新開の地に、創業以来の店舗を構えている。
現在、三代目となる丸萬のご主人は、「一日一日おいしいものを造ること」が信条と言葉少なく、職人気質だ。
この文章は、吾輩が1997年に書いたものだ。あれからもう9年もの歳月が流れたのか...。
思えば、吾輩の住む尾道町も、どんどん家屋が壊され路地が消え、その跡地が駐車場になって行く。それは、まるで森林が伐採され、動物たちの住処がなくなり、山が荒れ、海が死んで行くような...。
いやだね。そんな尾道町にはしたくない。小さな一歩でも、積み重ねれば、大きな足跡になるのだ。ニャンとしても頑張らなくては!! と吾輩、自らを奮い立たせた。
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