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尾道の冬桜

ポカポカ陽気で桜の狂い咲き!ではなく、これは師走に咲く桜...。
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 一昨日、遠くスウェーデンのヨーテボリから、知人が尾道の路地裏に住む吾輩を訪ねてきた。来秋のコンサートの打ち合わせのためだった。このコンサートはチェンバロとニッケルハルパ(日本ではほとんど知られていない楽器で、12本の弦に鍵盤がついていて、ヴァイオリンのような音がする)というスウェーデンの民族楽器のデュオコンサートで、今から楽しみにしている。
 その彼女の話だと、スウェーデンでも暖冬で、熊が冬眠できずに困っているとか。(不眠症の熊が大勢できて、人里に徘徊してきたら大変だニャン。)
 その暖冬の影響か、「桜が狂い咲き」と思う人が多いかも知れない。食事処「藤半」の駐車場に植えられたこの桜は、実はいつも冬至のこの時期に咲く「寒桜」なのだ。
 尾道のほとんどの桜は染井吉野で4月初旬に咲き誇るが、この桜は1月頃に咲く沖縄の寒緋桜よりも、もっと早く美しい花を咲かせるのだ。
 藤半の桜は、もう二週間前位から咲き始めている。ひょっとして、日本で一番早く咲く桜の一つか、と思うのだが、間違いだろうか。
 それにしても、染井吉野は花が散って葉が出てくるが、この寒桜は花が咲いているとき葉も顔を出す。
 吾輩が知る限りでは、尾道にはこのような桜は、あと長江1丁目の日蓮宗妙宣寺の庭に咲く桜だけと思っているが..。と、ここまで書いて妙宣寺に確かめに行ってきた。



 やはり、桜の花が咲いてはいたが、まだまだ2分から3分咲きといったところであった。


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