すると先ほど通ったばかりの道路(尾道大橋料金所に通じる俗に云う産業道路)の真上に架かった陸橋に出る。
さらに陸橋を渡り、左に曲がりなんて云ってると....、何だか目が回りそうな案内で申し訳ない。もう説明するのが面倒になってしまった。
とにかく、岩屋山に息せき切って登って行くと、山頂に大元神社の社がある。この社の裏に大岩があって、その岩から尾道町を眺めると、「絶景かな絶景かな」なのである。
浄土寺に伝わる江戸時代に描かれた尾道の絵屏風は、この場所から描いたのではないかと吾輩は想像するのだが、間違いではあるまい。

この場所は、四神相応のまちといわれる尾道の朱雀に位置し、青龍の瑠璃山(浄土寺)、玄武の愛宕山(西國寺)、白虎の大宝山(千光寺)が一望できるのだ。すなわち尾道町の全景が見渡せる場所なのだ。
青龍に位置する瑠璃山の天空に浮かぶ雲が、夕陽に染まり美しく色づく様に吾輩はしばし見蕩れてしまった。









