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川口協治の四コマ漫画

かわぐちかいじ、かわぐちきょうじ兄弟を虜するマンガとは...。
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 初めて会ったときはどちらが兄で、どちらが弟かわからなかった。兄は漫画家・かわぐちかいじ(写真/中:川口開治)さん、弟は川口石油の社長・川口協治(写真/上)さんだ。
 一卵性双生児の彼らの電話のやりとりは、「あれはどうだった?」「う〜ん。あれはなかなかいいんじゃないか。」と、まるっきり、周りのものには理解できない「あれそれ」という会話だ。どうやら、かわぐちかいじさんの連載ものの批評をしているらしい。
 幼い頃から二人には共有する世界があった。そして成長するにつれ二人とも漫画の虜になっていた。マンガの無い世界は二人には考えられなかった。
 そんな彼らに大学時代に転機が訪れた。どちらか一人が家業を継ぐ決断を迫られたのだ。兄は東京に残り漫画家となり、弟は尾道に帰り、家業を継いだ。
 川口協治さんは、家業に精出しながら、その合間、今も漫画を描き続ける。彼のテ−マは起承転結の四コマ漫画だ。10日に一度の経済誌への連載「団塊くん」は300回で終え、新たに「家族戦記2010」を63回連載中だ。ほかに建築士会会報では「ひろしまLADY」、仏教誌に「UNCLEせんぞう」、法人会会報の「イロハのイの異」、異色では尾道の路地裏を徘徊する猫をモデルに、「吾輩は猫である」の末裔と自称する尾道よろず案内役「路地ニャン公」と彼の生んだキャラクタ−は多忙をきわめる。
 そんな彼が一昨年、ライフワ−クとしていた漫画を完成させた。尾道の名誉市民で、風景画家の小林和作の漫画本「花を見るかな」だ。尾道ゆかりの作家・高橋玄洋著「評伝 小林和作」を原作とし、脚本・高橋玄洋、監修・かわぐちかいじ、画・川口協治という豪華な顔ぶれである。


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