抜けるような乳白色の肌に極めて繊細で大胆な一本の線で描かれた裸婦の輪郭があまりにも印象深いんだニャン。フジタの心の奥底にある日本人の繊細な美意識が生きているのだと感心したのだが...。それにしてもフジタは猫が好きだったんだねぇ。
ヨーロッパでは作品をゆっくりデジカメで記録できたが、ここ日本では許されない。厳しい規制もあるのだが、見学者が余りにも多く、物理的にも不可能なんだな。そんなわけで遺憾ながらお見せできない。まっ、この秋には広島県立美術館でも開催されるというから、是非ともご覧くだされい。
そして翌日、吾輩たちは京都の清水寺に通じる茶わん坂の陶芸家・猪飼祐一(いかい ゆういち)氏(写真/上)のお店を訪ねた。初めてお会いした猪飼氏は実に誠実な方で、その作品には吾輩も魅了されてしまった。
<猪飼祐一氏の履歴>
●日本工芸会正会員
1963年京都生まれ。1983年京都府立陶工訓練校成形科卒業。1986年より人間国宝清水卯一氏の指導で自宅に喜兵衛窯を開窯。清水保孝氏に師事。1987年日本伝統工芸近畿展で 松下幸之助記念賞を受賞。1996年京都府船井郡日吉町に工房を竣工。









