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ちょっとハスキーボイスで今日はこれが新鮮よ

親公香/Oyakoukou


親公香/Oyakoukou
『記憶の中のあのお店』
尾道の食事処は、郊外のファミリーレストランやファーストフード店を除いて、おおよそ夜の10時過ぎには閉店する。そんな尾道町で、夜9時頃からときには日の出の朝までちゃんとした食事を提供し営業する店がある。夜の夜中でも新鮮な魚介類やお袋の味を食べることができるなんて、これはもう夜型人間にとっては感謝感激の店である。
30年くらい昔の尾道では、そんな店が数軒あったと記憶するが、今では殆どないのではないだろうか。それにしても「親公香(おやこうこう)」とはどういう意味なのか。ハスキーボイスで団塊の世代よりちょっぴり先輩の女将に尋ねた。女将の名前は義田小代(よしださよ)さん。彼女には二人のお子さんが居て、長男の名が公作(こうさく)、長女は香恭(かすみ)、その名前を一つづつとって店名にしたのだという。この店を始めて今年(2006年)10月で19年目を迎えるという女将、「うちは隙間産業なんよ。みんなが店を終わってから始めるんよ。」と屈託の無い笑顔で応える。ここ数ケ月、いつも閉っているので心配していたが、2012年(平成24年)8月1日の山陽日日新聞に「閉店」通知が載っていた。噂ではご病気になられたとか。25年間美味しい料理をありがとう!!

2018年1月、親公香のあった同じ場所に新しく喫茶オルタナ」が開店した。
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