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ジュラ紀の宝石・琥珀には様々な色がある!?

バルトの琥珀/BalticAmber


バルトの琥珀/BalticAmber
てっきりウヰスキーのあの色が琥珀の色だと思い込んでいた。ところが、琥珀には白色から緑色まで様々な色があるのだと、リトアニアに来て恥ずかしながら初めって知ったという次第だ。そしてここバルト三国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)やベラルーシあたりが琥珀の世界一の産地であることもだ。
化石化した松の樹液である琥珀の中に閉じ込められた太古の昆虫。映画ジュラシックパークではないが、ついついこの中に「恐竜のDNAがあるのでは?!」とまじまじと見てしまった。
この地域は、琥珀が特産品といわれるだけあって、さまざまに加工され、見るものを楽しませてくれる。吾輩のコレクションの一つに買って帰ろうかとも思ったが、まっ、良いものは一人占めせず、たくさんの観光客の目を楽しませたほうが、世の為、琥珀のためになると思い留まったが、本音はお金に縁のない吾輩の負け惜しみだ。欲望を如何に制御するかが、人類の最大の課題だといわれているが、オッホン、その点、猫はジッと耐えることを生きる術で知っている。
何だか、話がすぐわきの路地に入る習性があり、申し訳ない。本筋に戻ろう。吾輩が案内された琥珀のギャラリーには、ブローチやネックレス、指輪といった定番ばかりでなく、琥珀ヴァイオリン、琥珀の短剣、ずーとくだけて琥珀豚に同類の琥珀猫、おまけに琥珀をはめたメガネまである。それにしても琥珀のメガネなんてどういうことかねぇ。ひょっとして、一億年昔の恐竜でも見えるのだろうか?!

その後、バルト三国を離れる日がやってきて、ヴィリニュス国際空港へ着いたまでは良かったが、思わぬトラブルに巻き込まれ、結果として抑えていた欲望に負け、手に入れたのが写真のウヰスキーの携帯ボトルだ。この琥珀のモザイクが、なぜかグフタフ・クリムトを連想させ、誘惑にはまってしまった。トラブルについて詳しくは 「ヴィリニュス国際空港 」でお話する。
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