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エストニア(その2)

洗練された落ち着つきのあるレストラン「グロリア」は...。
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 まるで映画の中に居るような錯角を覚えた。タキシ−ド姿で着飾った淑女のお相手をする紳士になったつもりで、吾輩は椅子に座ったのだが...。
 右から左、上から下とキョロキョロ目玉が動いてしまうのだ。見るものすべてに魅せられて、思わずデジカメのシャッターを押し続けた。

 12世紀ころから築かれてきたというエストニアの首都タリンの旧市街。その城壁に沿って建てられた石造りの建物の中は、驚くばかりの洗練されたレストランなのだ。レストランの名は『グロリア』。この店には海外のVIPもよく訪れるというエストニア料理の店だった。

 吾輩には『シャンパンにしよう。そうだニャン...。ヴーヴ・クリコのシャンパンはどうかね』なんて気障な言葉は似合わないのだ。内気で遠慮深い吾輩のこと、『最初はビール。その後、赤ワインを..』というのが精一杯で。

 チャンポンのアルコールが利いてほろ酔い加減はいい加減、と千鳥足で玄関まで出て、入り口の店の看板をパチリ!
   



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