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スリムな家

一見、普通の家。ところが、へぇ!こんなにスリム...。
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 毎日見ていた風景だけど、観てはいなかったのだろう。ある日突然、この物件が吾輩の目に飛び込んできた。思わず、ニンマリしてしまう家なのだ。フーム、観れば観る程、これほど面白い家はないと思うのだが...。

 防地口の交差点付近、国道2号線と路地に挟まれた台形の敷地にめいっぱい建てられたスリムな家がある。車窓からの眺めでは、その面白さに気付く人はいないだろう。
 それにしても建物の中は一体どうなっているのだろうか。どんな構造になっているのか。二階に上がるには階段がいる。階段があるとすれば、建物の半分は階段に占拠される。それとも階段に工夫があるのか。この建物はついつい観る者の脳を活性化させる。
 「家」は住人の趣向によってそのスタイルが決定されるが、決定されたスタイルの「家」がこんどは住人のライフスタイルを決づける。そんな<ソフトとハードの関係論>というべき思考回路が、吾輩の脳みそを刺激する。このお家にお住まいの方の日常のライフスタイルについて大いに興味が湧くところだ。

 実測をしたわけではないが、奥行き幅が狭い壁面で1.5mくらい、広い壁面でも3mくらいのこの建築物、よーく観察してみると二つの建物が合体している。言い方を変えると、増築されたあとが観察できるのだ。
 ギョロギョロ目玉を左右に動かし、口ひげをピクピクさせながら、ときにはズームで被写体に大接近。タウンウォッチングには、実に面白い発見がある。



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