彼らの<絵画・写真+音楽>表現が同一空間で対話する。
それぞれの個性が主張し、共鳴する、まさにアート・コミュニケーションが出会いの装置・尾道のエッセンスだ。


◆ おのみちアート・コミュニケーション
PART T
と き:11月16日(金) 18:30〜00:00(貸切)
ところ:クールトレイン・ギャラリー
(港区六本木7-7-4 ハリントンガーデンB1F)
会 費:8,000円(軽食、フリードリンク付き)
募集人員:先着30名(事前予約が必要)
第一部 坂田明・mii (19:00〜20:00頃)
坂田明・miiとは、坂田明が2000年に結成したもので、メンバーはピアニストの黒田京子と、ベーシストのバカボン鈴木で構成。坂田明の自作曲を中心にしながら、時に、わらべうた、民謡、あるいは日本歌曲などをも素材に、自由自在で奔放な想像力に満ちたステージは、あらゆるジャンルの壁を軽々と飛び越えてしまった豊かな可能性にみちたもの。" m i i "はミイと呼称する。2004年秋に待望のCD「赤とんぼ」を発表した。

■坂田明(さかた あきら)アルト・サックス、クラリネット、時々うた
1945年広島県呉市出身。1969年、東京でグループ『細胞分裂』を結成、1972年、山下洋輔トリオに参加、1979年末まで在籍する。1980年、自己のトリオを結成、以来、様々なグル−プの結成、解体を繰り返しながら音楽シ−ンの最前線を目指す。2005年春には、ジム・オルークとの共同プロジェクトをスタート、『およばれ/テトロドトキシン』(2005年)、『かなしい/explosion』(2006年)を発表する。日本チェルノブイリ連帯基金のために作ったCD「ひまわり」(2006年)が話題を集めている。
■黒田京子(くろだ きょうこ)ピアノ
東京都府中市生まれ。1980年代後半、自ら主宰したワークショップ「オルト」では、ブレヒト・ソングを素材に、ジャズだけでなく、演劇やエレクトロニクスの音楽家たちと脱ジャンル的な場作りを行う。1990年以降、坂田明(as)などのバンドメンバーや、演劇や朗読の音楽を長期に渡って務める他、無声映画への音楽提供、ジャズ講座の講師を担当するなど、その活動の幅はたいへん広い。2000年には「オルトペラ・アンサンブル」による音楽劇の公演を行う。2004年からは太田惠資(vln)と翠川敬基(cello)とのピアノ・トリオの活動を始め、近年は即興演奏を主体とした演奏活動を行っている。2006年、オルト・ミュージックを立ち上げ、コンサートの企画も手掛ける。
■バカボン鈴木(バカボン すずき)ベース
1956年東京生まれ。メトロファルス、パール兄弟、渡辺香津美Resonance Voxに参加。1993年より井上鑑プロデュース「Voice Project」にてベースとヴォーカルを担当。1995年、渡辺香津美、白井良明 等をゲストに「ベンチャーズナイト」を企画、1996年には徳武弘文、是方博邦、白井良明、鮎川誠、高野博 等の参加で「SUPER GUITAR TRIBUTE Vol.1」を企画、ライヴ・レコーディングを行う。1996年より「PONTA BOX」に在籍。現在は"Surprise!"(三好"3吉"功郎、鶴谷智生、仙波清彦、小野塚晃)を始め、様々なミュージシャンとのライブやレコーディングを行い、2002年に結成された白井良明、鶴谷智生とのトリオ「sclap」ではピアノやギターなど、多彩な才能が発揮されている。また、定期的に行われる「バカボン鈴木セッション」では、ライブ毎に新曲を披露するなど精力的にする。
第二部 廣木光一 (22:30頃〜23:30頃)
ギタリスト廣木光一が、ジャズと共に愛す南米のリズムを母体に、スペインの名器「マルセロ・バルベロ」を奏でる。ユ95年のタンゴ・インプロビサード(アルゼンチン)を経て、今宵はボッサ・インプロビザーダ(ブラジル)に思いを。インプロビザーダはポルトガル語で即興されたの意。メロディと音色、そしてリズムを大切にしながらアドリブで展開して行く魅惑のギター・ソロを楽しみたい。

■廣木光一(ひろき こういち)ギター
1956年神奈川県川崎市生まれ。3才の頃から祖父の影響でジャズ、クラシック、マーチ、邦楽などを耳にする。小学校入学の年、祖父の他界を機に音楽との接点は無くなる。
1971年、中学時代は写真に凝り、報道写真家に憧れベトナムに行くつもりになる。
1974年、18才で自分に最も合う表現方法はジャズだと知る。遅いスタートでもできそうな楽器は何かと考え、消去法の結果、不徳にもギターを選ぶ。1974年〜91年の間、ジャズギタリスト高柳昌行(故人)に師事。1975年、自己のグループを作り活動を始める。オリジナル曲を中心に演奏。以後現在までメンバーは変わるも自己のバンドを継続中。
1976年〜90年、さまざまなグループで演奏する。
1981年、ジャズギター教室開校。現在の「廣木光一JAZZ SCHOOL」に至る。
1984年〜99年、「HIROKIワークショップ」を主宰。毎月一回自由参加のセッション、年一回の合宿、コンサートを催し、全国のミュージシャンとの交流を図る。
2007年現在の主な活動は「廣木光一BAND(田中信正p、飯田雅春acb、羽生一子ds)」、「アコースティックギター・ソロ」、Lennie Tristano、Lee Konitz ナンバーをとりあげたユニット「Cool Glade
2007年2月、6年ぶり、ギター・ソロとしては11年ぶりのアルバム「Bossa Improvisada / 廣木光一 (BIYUYA-006)」を発表。
<主な共演歴>
渋谷毅p、古澤良治郎ds、リー・オスカーharm、峰厚介ts、坂田明as、武田和命ts、板橋文夫p、小山彰太ds、林栄一as、吉野弘志acb、向井滋春tb、斎藤徹acb、etc.
◆おのみちアート・コミュニケーション
PART U
ゲスト武久源造と愉快な仲間たち
と き:11月17日(土) 20:00〜00:00(貸切)
ところ:クールトレイン・ギャラリー
(港区六本木7-7-4 ハリントンガーデンB1F)
会 費:6,000円(フリードリンク付き)
募集人員:先着30名(事前予約が必要)

■武久源造(たけひさ げんぞう)ピアノ
プロフィール

■大西律子(おおにし りつこ)バロックヴァイオリン
プロフィール

■上田美佐子(うえだ みさこ)ヴィオラ
武蔵野音楽大学 器楽学科ヴィオラ科終了。ウールリッヒ・コッホ氏、磯良男氏に師事。 室内楽、オーケストラで活動を続ける他、古楽に興味をもちバロックヴァイオリンを若松夏美氏、 バロックヴィオラを寺神戸亮氏に師事。ウルビーノ古楽音楽祭でSutefano Montanari氏に師事。現在オーケストラ・シンポシオン、MOG、アンサンブル・デュファイ、アントルメ、アンサンブル雲水のメンバー。

■十代田光子(そしろだ みつこ) チェロ
3歳よりピアノ、14歳よりチェロを始める。1984年、武蔵野音楽大学卒業。
1986年、桐朋学園大学研究科2年修了。チェロを勝田聡一、三木敬之、清水勝男、木越洋の各氏にバロックチェロを鈴木秀美氏に師事。また室内楽を原田幸一郎、数住岸子、安田謙一郎、山崎伸子の各氏に師事。1987年、スイスのローザンヌミュージックアカデミーに於いてダヴィッド・ゲリンガス氏に指示した。1988年よりオーケストラアンサンブル金沢のメンバーとなり、以後12年間在籍し、副主席奏者を努めた。その後、バロックチェロを鈴木秀美氏に指示し、現在はソロ、室内楽、オーケストラを中心に、モダンチェロ、バロックチェロ奏者として活動している。
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担当 大崎義男
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