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函館ひとり旅ー特別編2

夜の函館。誰も彼もカメラマンに変貌か…。
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 2013年6月13日(木)、定刻19時55分の少し前にホテルロビーに観光バスの添乗員が迎えにきた。待望の函館山からの夜景がもうすぐ見られる。予約の客をチェックし、バスに案内してくれた。ホテルラビスタ函館ベイを出発し、さらにもう一カ所のホテルに寄り、乗客をピックアップした。車内は満席近くになった。さあ出発だ。
 十数分も走ると、バスは函館山のドライブウェイにさしかかった。バスは山頂に着くまでの間に数カ所、夜景が見えるポイントでスピードをスローダウンして乗客を楽しませた。もちろん、夜景が目に飛び込んでくるたびに、吾輩を含め乗客はその美しさに歓声をあげた。
 山頂の駐車場に着き、バスを下車して薄暗い中を添乗員の旗を頼りに乗客はぞろぞろとその後をついて行く。すぐ先の広場で添乗員が散らばっている乗客の人数確認をするが、なかなかうまく行かない。添乗員は女性で、大きな声を出しているつもりが、悲しいかな彼女の声はあまり通らない。大丈夫かなぁ、と吾輩の心配をよそに、彼女はやはりプロ、今度は乗客を4名づつだったかに整列させて無事に人数確認を終えた。
 「皆さん、これより30分後にこの場所にご集合ください!!」という添乗員の声で乗客は瞬く間に散って行った。吾輩はもう眼前の美しく輝く宝石のような函館の夜景に虜になり、一眼レフのファインダーを覗き込む。
 自称カメラマン・モードに切り替わった吾輩は、ベストポジションを求めて、展望デッキのあちらこちらと移動し、お気に入りの構図を探し歩く。
 初めて展望デッキに立ったときは、雲一つないくっきりとした函館の夜景が見えていたのだが、時間が経過するに連れ、霧が出始めてきた。「これもまたいい眺めだ」と思って楽しんでいたのだが…、アッという間に霧が函館山を覆い尽くしてしまった。まるで吾輩たちが夜景を堪能する時間を見計らったかのようだった。
 吾輩たちは、マナーの良い観光客で定刻に集合場所に全員揃い、下山するロープウェイのりばに向かった。それでもまだロープウェイで函館山に昇ってくる観光客たち、彼らは哀れにも今はまったくの五里霧中だろう。



函館山の余韻を楽しみながら、今度はホテルの部屋から見えた倉庫群界隈をカメラを首にかけ歩いてみた。似非カメラマン・モードはそのまま切り替わることなく、こんどは鈍く輝く石畳やレンガの虜になってしまった。もう21時をとっくに過ぎていて、ほとんど人影はない。歩いているのは吾輩同様、自称カメラマンに成切った数名の観光客だけだ。



 一眼レフのメモリーにはずっしりとその成果が詰まっていた。満足感が疲れを誘い、ホテルの13階にある天然温泉で躯を休めることにした。茶褐色のお湯に浸かり、外を眺めながら手足を伸ばしたら、吾輩の躯がプカプク浮かんできた。そうか、この湯は潮湯なんだ。今日の函館一日目は、ようやく終わろうとしている。


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