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尾道あかとら(その2)

「たかが天丼、されど天丼」あかとらの主人がこだわるわけは....。
尾道あかとら(その2)

尾道あかとら(その2)
尾道あかとら(その2)

 尾道町の路地裏を住処とする吾輩ではあるが、「天丼」といえば、どうしても尾道の名誉市民で色彩の魔術師といわれた画家「小林和作」先生を連想してしまう。
 ほとんどの読者はその意味が理解できぬ筈である。その謎を解く鍵は、確か、高橋玄洋著「評伝小林和作」の中に書かれていると記憶するのだが...。

 天麩羅といえば、日本料理を代表する調理法である。鮮度の良い食材をパリッと揚げたその食感と旨味の妙は誰もがゴクンと生唾飲んでうなずくところだ。
 そして食材といえば、尾道は特に優れている。瀬戸内海の中でも、尾道周辺で獲れる小魚は天下逸品、山の幸も豊かだ。その食材がパリッと揚がるには職人の腕にかかっている。ベタベタした天麩羅は食材を台なしにて、猫も跨ぐ。
 優れた食材と優れた職人の掛け合わせで、天麩羅は高級な料理となる。その高級な料理を極めて大衆的な丼に飯を入れ、タレをかけ、その上に天麩羅を載せるのである。
 高級料理を品よく飾り、上品そうに食するのは、一般的である。それでは、面白みがない。これぞ高級と構えるのは、日頃豊かでない証拠だ。日常が非日常的だといわれる尾道では、日常の生活そのものが豊かなのである。そんな尾道では天丼は「たかが天丼」である。ところが、その天丼は半端ではない。「されど天丼」なのである。

 「尾道 あかとら」の主人は、天丼にこだわる。その天丼は当初、週末の土曜日と日曜日の昼だけ、ランチメニュー(写真/左下 980円)として登場していたが、人気が高く昼食の定番メニューの座を獲得した。
 本日の天丼のネタは、アナゴ、真ゴチ、キス、2種類の海老、茄子に獅子唐だった。由緒正しき吾輩のこと、最初は普段の通り、優雅に箸を運んでいたのだが、いつの間にか、あまりの美味しさに吾を忘れ、気が付いてみれば米粒ひとつのこすことなく一気に食べ終えてしまっていた。トホホ....。



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