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尾道水道の浮きドック

大きな船が尾道水道に浮かぶドックの上に入れ替わり立ち替わり...。
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「眠れる獅子」中国が目覚めたら、とはもう十数年も前の話で、今や目覚めた中国の急激な経済成長があらゆる分野でアンバランスを生み、人類が未だ経験しない地球規模の影響を否応なく受け始めている。
 エネルギー、金属、農作物の急騰に建設ラッシュ、バブリィーな経済急成長の物流を支える船。造船界は空前の活況を呈しているが...。グローバル化する経済は、今や一国の政策により全世界の経済を揺るがすというリスクを背負い始めた。飽くなき資本の欲望が縦横無尽に世界の富みを求めて駆け巡る。
 人類が発明した資本という利器が、勝手に人類の手から離れて暴走し始めたのではないか、と全く経済のことなんてわけの判らぬ吾輩も資本主義の限界を毛肌で感じながら、心配なんだね、人類の行く末が...。
 結局は、米国を中心とした資本主義は行き着くところ拝金主義なんだよね。つらつら考えるに、社会主義でもなく資本主義でもなく、それを越えるシステムが待望されるんだニャン。
 世界の富みを食い荒らすのではなく、世界の平和と幸せを実現できるシステムがそろそろ生まれてもよいのではないか、と猫である吾輩までも考える時代になったのだ。

 どうしてこんな話になったのか、と冷静に考えてみた。そうだ、尾道水道に浮かぶメイド・イン・中国の浮きドックを見ていて、猫の額ほど狭い吾輩の頭の中の脳ミソが勝手に考え始めたのだ。
 それにしても、入れ替わり立ち替わり、さまざまな船がどんどん浮きドックに上がってくる。とにかく尾道の駅前に居て、世界中の船の写真が撮れるのだ。これはもう面白いほどの船のコレクションになりそうだ。
 吾輩はオタクではない。オタクではないから、面白いことは一人占めにしない主義だ。どんどん写真を公表して、幸せを万人に分つのだ、と意気込んでいるのだが、どうだろうか。



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