トップ路地ニャン公と仲間 > 異国の猫(その1.5)

異国の猫(その1.5)

「モラビアの真珠」テルチの猫と「百塔の街」プラハの猫は....。
異国の猫(その1.5)
異国の猫(その1.5)

 かれこれ2〜3年も前に撮影した猫たちだけど、紹介するのを忘れていた!! 調べてみたら、2004年6月とある。今年が2007年だから、やはり2年と8ケ月は経っている。
 いやはや、全くこの猫たちには申し訳ないことをしてしまった。それでは、ご紹介させていただこうか。

テルチ猫(写真/上)
 16世紀のイタリア・ルネッサッスの建築物がそのまま残った美しいまちテルチ(Telc)をテレビで観て、一目惚れした。早速、吾輩、路地ニャン公はいつか行ってみたい町として手帳に書き留めていた。
 その思いが早々と実現したのだ。ウィーンから陸路、バスでプラハに移動する途中に、この町に立ち寄ることができたのだ。
 この町はチェコ共和国にあり、ウィーンとプラハのほぼ中間あたりに位置するらしい。郊外の駐車場に止められたバスを降り、トコトコ歩いて城壁に囲まれたテルチの町に向かった。町に通じる堀を渡り、城内に入ろうとしていたら、ここでも吾輩たちを迎えてくれた猫がいた。
 どうですか、どことなく芯が通ったような、14世紀に建てられたこの小都市(1992年世界文化遺産に登録)にねぐらを定めた由緒正しき猫の末裔だ、と云ってうるような気もしないでもないが...。

プラハ猫(写真/下)
 1968年、ソビエト軍が突如プラハに侵攻し世界を驚かせた。そして駐チェコスロヴァキア大使館在勤中にこの事件に遭遇し、ソ連軍侵攻の第一報を打電した現役の外交官が、1997年に自らの体験をもとに描いた小説が当時の話題をさらった。
 ペンネーム春江一也の小説「プラハの春」は、その事件に翻弄された男女の壮大な恋愛小説でもあった。久々に吾輩ははまってしまったのを記憶している。
 そして尾道に世界最初の「春江一也ファン倶楽部」が結成され、著者に2回もお越しいただき、その会合の末席を汚したことを思い出す。
 以来、吾輩にとってプラハがまるで恋人のように甘い響きをもつ特別な街になってしまった。
 スメタナの音楽とモルダウ河、プラハ城にカレル橋、そして美しいミュシャのステンドグラスにモーゼルのガラス製品、「プラハ」というだけで、ため息がでるほど甘美なささやきが吾輩を包み込む。
 ついつい話が長くなってしまった。そのプラハ城の近くで撮った猫が彼だ。彼だと断定したが、別に性別をチェックしたわけではない。どうみてもこの顔はオス顔で、見るからにプラハ城の番猫といったところだ。眉間に皺寄せて、「何だ、あの不審な奴は?」と云っているようないないような...。


バックリンク(14) 参照(2786)

路地ニャンシャーロック
会計レジを見る








三井住友外貨宅配
メルマガ登録・解除


路地ニャン公の独り言
copyright bisansecession Powerd by