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第5回スローフード・パーティーin尾道

スローフードとは、グルメや地産地消と同義語ではない...。
第5回スローフード・パーティーin尾道
第5回スローフード・パーティーin尾道
第5回スローフード・パーティーin尾道

 スロ−フ−ド広島では、2014年12月14日(日)に尾道では5回目を数える「スローフードパーティー」をなかた美術館の展示室と館中にあるフレンチレストランで開く。
 「第5回スローフードパーティーin尾道」は一部と二部で構成される。一部はオーストリアのクレムスミュンスター在住のチェンバリスト大村圭子によるコンサート、第二部ではビュッフェ形式の立席パーティーとなっている。

<第一部>
大村圭子チェンバロ コンサート
開演:16:30〜18:00 前売券3,000円(当日3,500円)
会場:なかた美術館 展示室

演奏曲目
◆ヨハン・ヤコブ フローベルガー(1616-1667)
トッカータ 3番 FbWV 103ト短調
◆ヘンリー・パーセル(1659-1695)
ハープシコード組曲 第8番 Z.668 ニ短調
 アルマンド クーラント ホーンパイプ
◆ルイ・クープラン(1626-1661)
クラヴサン曲集より 組曲 ヘ長調
 プレリュード 動きを変えて
 アルマンド クーラント サラバンド
 バスク風舞曲 シャコンヌ ジーク
◆ベルナルド・ストラーチェ(1637-1707)
 パッサカリア ハ短調
◆ヨハン・セバスチャン バッハ(1685-1750)
半音階的幻想曲とフーガ BWV 903 ニ短調
 ファンタジア、フーガ
◆アントニオ・ソレール(1729-1783)
ファンダンゴ R.146 ニ短調

大村圭子プロフィール
大阪生まれ。大阪教育大学ピアノ科卒業後、ミュンヘン音楽大学にて音楽教育学及びクラウス シルデ教授にピアノを師事。卒業後、ミュンヘン大学にて音楽学を専攻。帰国後は長年にわたり大阪にて後進の指導と演奏活動に携わる。
2006年、2度目のドイツ留学の為、ワイマール音楽大学ピアノ科入学。ゲルリンデ オットー教授にピアノを師事するが、ワイマール音楽大学で催されたフォルテピアノセミナーにおいて非常に感銘を受け、古楽器奏者への転進を決意。
2007年ワイマール音楽大学チェンバロ科に入学。チェンバロ、通奏低音をベルンハルト クラップロット教授に室内楽をミドリ ザイラー教授に師事。
在学中より ワイマール音楽大学室内オーケストラ、ゾンダーハウゼンオーケストラの通奏低音奏者として活躍。J.S.Bachのロ短調ミサ曲をライプッチッヒトーマス教会カントールのクリストフ ビラー教授の指揮でワイマール音大室内オーケストラのオルガン通奏低音奏者としてワイマールのヘルダー教会、アイゼナッハのゲオルゲン教会で演奏するなど、数多くの演奏会に出演。
チェンバロソリストとしても多くのリサイタルを開催。ワイマールのバッハビエンナーレ(2008年)では著名な文学者ギーゼラ クラフトと文学とチェンバロのコラボレーションコンサートを催し、マスコミでも高く評価された。
2011年ワイマール音大チェンバロ科卒業後はオーストリアに拠点を移し、ザルツブルク音大で音楽学を専攻。その後ドイツ、トロッシンゲン音大大学院でフォルテピアノをウォルフガング ブルンナー教授に師事。
2012年からはリンツのアントン ブルックナー音楽大学に移り、チェンバロ科大学院でイエルク ハルベック教授にチェンバロを、フォルテピアノ科大学院で ウォルフガング ブルンナー教授にフォルテピアノを師事。チェンバリスト、フォルテピアニスト、室内楽奏者としてヨーロッパ各地及び日本にて演奏活動を行っている。
また、2013年より世界屈指のオリジナルフォルテピアノの収集を誇る楽器博物館クレムスエック城のピアノ部門に勤務。演奏家としてはフォルテピアノのセミナー、演奏会などの活動、プランナーとしては講習会、イベントの企画等を行っている。



<第二部>
スローフード ビュッフェ
open:18:30〜20:30
チケット7,000円(フリードリンク付)*要予約
会場:レストラン ロセアン(なかた美術館内)

 このたびのスローフードパーティーでは、2014年6月13日付でARK(味の箱船)に登録された沖縄奄美「島豚(シマウヮー)]をメインとした料理をお楽しみいただく。シマウヮーは、アグーとも呼ばれるが、「アグー」の名称が最近濫用されているため、シマウヮーの呼称で登録された。
 もともとは中国より移入されたとされるが、西欧豚の交配関与が少なく、外貌的、生理的、骨格においてもっとも古い在来形質を保持しているとされている。明治以降、豚を取り入れた日本本土の食文化とは異なり、沖縄の伝統的な食文化は豚に始まり豚に終わるといわれる。鳴き声以外全てを食べるとも言われる沖縄の豚は、沖縄の食文化の多様性をつくりだした。
 また西洋種の混入を避け、沖縄在来豚の血統を維持するシマウヮー(島豚)は減少の一途をたどり、存続が危ぶまれていたが、東京で遺伝育種の研究員として野生動物のDNA解析などをしていた高田勝さんが沖縄本島北部の今帰仁村に移り住み、純正に近い飼育に努力されてきた。今回はその農業法人今帰仁アグーから直送の豚肉を味わう。
 またこの時季、古くから尾道で食されるデベラや野菜も農薬を使用しない尾道産のものなどを使用し、それぞれの素材を生かして丁寧に仕上げていきます。旬の食材を美味しく楽しみながら、食文化の伝統や未来についても思いを馳せていただければ幸いだ。

 前にもご紹介したが、一般的にスローフードとはグルメや地産地消と同義語だと誤解され易いが、そうではない。スローフード・インターナショナル(国際スローフード協会)が定めた1996年のスローフード法令には、具体的な活動における3つの指針が示されている。
 それは、「@消えてゆく恐れのある伝統的な食材や料理、質のよい食品やワイン(酒)を守る。A子供たちを含め、消費者に味の教育を進める。B質のよい素材を提供する小生産者を守ること」である。そして希少で消滅しようとしている「食」を守ろうとする運動として、「味の箱舟(アルカ)」が認定された。
 今回は会場をなかた美術館の中にあるレストラン『ロセアン』とし、パーティー料理の食材には、スローフードジャパンが本年に「味の箱舟」に認定した沖縄奄美の「島豚」や尾道近郊で栽培される旬の食材を使用する。

 スローフードパーティーは、ただ食べるだけの集いではない。当然ながら、「スローフード」とは何かについて、深く勉強する会でもあるのだ。
 尾道は「何故か懐かしさ」を感じると人はいう。それは人々のDNAに刷込まれた古のヒトが人として生き生きと生きた時代のテンポ(時間の流れ)を呼び覚ます覚醒機能をまちが持っているということにほかならない。吾輩たちはそんなまちをスローシティーと呼んでいる。

お問い合わせ&お申込は
  レストラン ロセアン tel.0848-20-1220
  ビサン ゼセッション  tel.0848-37-7517


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