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野外広告塔の海外事情

日本はといえば、言わずもがな...。
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 ヨーロッパに行くと、感心するのが野外広告塔のデザインの格好良さだ(左の三枚の写真はラトヴィア、下の写真はリトアニアとフィンランドのもの)
それと比べるべきものではないが、日本全国に見られる野立て看板の暴力的な自己顕示の嫌らしさ。どうしてこんなにも落差があるのだろうか。
 多分、民主主義の生い立ちや公共性といった概念の欠如から来るのだろうと吾輩は考える。都市計画という概念すらまだ完全には確立していないわが国だから、仕方ないといえばそれまでだが...。

 そうは云っても、バルト三国に来て、気になったのは落書きの多さだ。エストニアは世界遺産の旧市街しか見ていないせいもあって、落書きを見ることはなかったが、ラトヴィアに入ってから、その多さには唖然とした。多分、若者の心の中に経済的にも政治的にもフラストレーションが充満しているのだろう。
 ラトヴィアの都市カウナスや世界遺産のある首都ヴィリニュス郊外では、目を被うばかりの落書きに心が傷んだ。その反面、ヴィリニュスの世界遺産指定地区に入ると、落書きが見られなかったのが救いだったニャン。
 落書きについて云えば、全世界共通のスタイルで書きなぐられるが、社会的な貧困さや精神的不安定さが増せば増すほど、その数は多いように思えるのだが、吾輩の思い過ごしか...。(2006年)






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