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和紙専門の「佐藤紙店」

専門店が少なくなる尾道にあって、まだまだ健在....。
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 専門店や老舗がどんどん姿を消す尾道だけど、まだまだ頑張っているお店もある。
 「佐藤紙店」は、尾道郵便局の東の本通りにある、創業70年くらいの和紙の老舗だ。もともと佐藤家は四国・伊予三島で海運業を営んでいたが、製紙工業が盛んで水引を特産とする土地柄、主に障子紙を販売する紙店に転業した。
 昭和20年に尾道へ転居し、小西本店(呉服業)であった今の場所に「佐藤紙店」を開店した。
 店主の三代目・佐藤寛一さん(1948-2008)は、尾道最後の芸者衆を知る団塊の世代で、全くのアナログ人間だった。といっても、当時は芸者遊びをするには余りにも若過ぎたし、団塊の世代のすべてがアナログ人間ということではない。
 わが町・尾道大好き人間で、尾道のためなら一肌脱ぐという熱血男児の一人だ。そんな彼も、周囲の者をアッと言わせて、突然、帰らぬ人となってしまった。



 今の障子紙といったら、糊のついたインスタント障子紙がほとんどだが、「佐藤紙店」にある障子紙は巻き紙の昔ながらの本物だ。
 この店には障子紙のほか、中国四国の三大和紙である因衆和紙(鳥取県)、石州和紙(島根県)、土佐和紙(高知県)と八女和紙(熊本県)や紙の祝儀用品を扱っている。この店では尾道の郷土玩具「田面船」を見ることができる。




土堂2-6-6  TEL 0848-22-2200
定休日/木曜日


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