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尾道東高等学校の正門

創立100周年記念事業が新たな尾道観光のスポットに...。
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●尾道人の気質が作り上げた
公立高校では日本一の校門風景

 広島県立尾道東高等学校の前身である尾道市立高等女学校が開校したのが明治42年(1909)4月のこと。その後、大正10年に広島県立尾道高等女学校となり、現在に至っている。
 尾道東高等学校同窓会は、2009年に創立100周年を迎えるにあたり、実行委員会を組織し、記念事業費として目標5,000万円の寄付金を掲げた。折しもあのリーマンショックが世界を震撼させた年であった。
 平成の大合併以前の尾道市は人口9万人弱で、このまちに明治21(1888)年開校の尾道商業高等学校、大正14(1925)年開校の尾道北高等学校と尾道東高等学校の公立高校が三校、昭和32(1957)年開校の私立尾道中学校・高等学校が一校あった。そんな小さなまちで、しかも未曾有の経済情勢下にあって、寄付金5,000万円は客観的にいって莫大な目標額である。
 通常、このような金額の寄付金を集めることを使命とする実行委員長は、人望があり、強引なまでのリーダーシップと集金力を兼ね備える人物が望ましい。尾道東高等学校創立100周年記念事業実行委員会の実行委員長は、まさに打って付けの人物がこれにはまった。尾道に本社を置く大手の本屋啓文社の会長手塚弘三氏である。
 ところで、今だから言えるのだが、内幕を言えば、初めから5,000万円という目標金額があったわけではなかった。T氏が実行委員長に就任し、他校の周年事業の寄付金を自ら調べ、その額をどこで聞き間違えたのか3,000万円を5,000万円と勘違いしたことに端を発し、自ら5,000万円を公言してしまったのだ。
 始まりから勝敗は決したも同然であった。最終的に目標金額を若干上回ったことをご報告する。何故、そんなことが可能なのか。いくら何でも東高校のゆかりの人々だけで、できることではないのだ。種を明かせば、それは尾道の篤志家やオーナー企業の協力に他ならない。リーマンショックも何の其のである。何か事が起きると、一枚岩となってバックアップする、そんな尾道人気質が成せる技だ。



 記念事業は、(1)校門周辺の修景(校門周辺の既存の石垣をセットバックさせ、歴史を味方に、そのまま生かしながら、大胆に修景するという手法が採用された。)。(2)校歌を音楽家・武久源造氏に依頼し室内楽に編曲、さらに東高校所有の名器ベヒシュタインピアノで記念演奏並びに山川節子氏との連弾。(3)校歌を広島大学交響楽団に演奏させCD化。(4)ベヒシュタイン・ピアノを使用した「N響きとその仲間たち」記念演奏会。(5)記念式典及び祝賀会(薩摩琵琶の坂田美子氏の演奏)など多岐にわたった。

●林 芙美子が少女時代に通った
高等女学校(現・尾道東高等学校)に新たな観光スポット「羽ばたきの庭」が誕生!

作家・林 芙美子の自筆の石碑(題字はノーベル賞作家・川端康成が筆を揮った)や「日本外史」を著した頼 山陽遺墨で、日本最古といわれる「往来安全」燈籠のある尾道東高等学校の校門周辺が、ランドスケープの第一人者・戸田芳樹(株式会社戸田芳樹風景計画代表)と鍛鉄のアーティスト・小峰貴芳(アトリエ遊火山)のコラボレーションによって、新たな魅力溢れる空間「羽ばたきの庭」として生まれ変った。



●「羽ばたきの庭」の製作コンセプト
今計画では、尾道東高等学校のシンボルとなり、末永く皆様に愛される空間の意匠と施設のデザインを行なった。東高校の誇りである林芙美子の石碑の存在をもっと顕在化し、近くまで近寄れる階段を設け、合わせて記念撮影が可能なスペースを設置した。石碑の向きは、林芙美子のかっての住まいの方向に向け、円形広場の周囲には亡くなった6月に彩りを添える、あじさい、くちなし、ひぺりかむを植栽した。また、尾道の夏が想いだされる、さるすべりの紅花を、地表にごろ太石で海岸を表現した。門は東高のシンボル 鶴をあしらい、その上、海の波頭を連続させた濃い青色の大胆なデザインとした。両脇の門扉は瑠璃山(浄土寺山)、愛宕山(西国寺山)を見立て、松におおわれた風景を濃い緑色で表現した。
在学生、卒業生あるいは尾道市民や尾道を訪れた観光客がこの場に佇み、 母校を、尾道を、林芙美子を想い出していただきたいと考えている。


2010年秋から始まったNHK朝ドラ『てっぱん』で18歳の女優・瀧本美織さんが演じる「村上あかり」が通った高等学校は、この県立尾道東高等学校が舞台となっている。

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