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なかた美術館の庭園

自然が放つ鮮やかな色彩には、ただただため息が...。
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 さわさわとやさしい風に木の葉がそよぎ、鳥のさえずりが静けさに冴え渡り、やがて遠のいて行く。
 庭の一隅に置かれた木製の椅子に深々と腰を掛け、木もれ日に舞う光と影を無意識に見詰めていたようだ。ふと気がつくと、時間の流れがいつしか消えていた。
 この静寂の中に身を委ね、佇むことの豊かは計り知れない。(尾道)水道の海はフェリーが行き交い、今日もまた人々の往来を運んでいるのだろう。
 記憶の中の日常、それは窓越しの向こうに無声のモノクロ映像を眺めているようで...。

 と、まぁ、浅学非才の吾輩でもついつい詩人気分で何か創造したくなってしまうのだニャン。この庭に来て、色鮮やかに咲き誇り、四季折々に染まっていく自然の美しさを愛でる幸せを実感するも良し。ならば路地ニャン公の「吟遊詩人」とはこれいかに?!
 それにしても、今更ながらこのような懐深い空間が尾道にもあったのだと、感心した次第。
 美術館を鑑賞したり、レストラン「ロセアン」でお茶を飲むだけで、この庭園を自由に徘徊できるとは尾道人も幸せだねぇ。(写真/上は毎年3月に咲く枝垂れ梅、写真/下は4月下旬の庭園)

 平成19年は暖冬異変の影響で、なかた美術館の名木枝垂れ梅は2月の中旬には開花し、今は美しい花びらをそよ風とともに散らしている。(写真下)




 

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