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上野 真 フォルテピアノ・レクチャーコンサート

ベートーヴェンやシューベルトの時代、ピアノの音色は...。
上野 真 フォルテピアノ・レクチャーコンサート
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 ベートーヴェンやシューベルト、ウェーバーやメンデルスゾーンが活躍していた時代、彼らが使っていたピアノは現代ピアノとは異なるフォルテピアノだった。
 今回のコンサートでは、ピアニスト上野 信(Makoto Ueno/左の写真上)が二台のフォルテピアノ(マテーウス・シュタイン 1820年製とシュトライヒャー 1846年製)と現代ピアノ(スタインウェイ)の三台のピアノを弾き分けるという、極めて稀でクオリティーの高いコンサートだった。
 マテーウス・シュタインの音色はまろやかで美しかった。そして上野真のシュトライヒャーによる演奏が始まると、ほとんどの観客が初めて聴くその音色に驚嘆し、感動していた。優雅で、優しく、美しく、しかも品のある澄みきった音色に酔いしれていた。大ホール向きに作られているスタインウェイは、品格と繊細さにおいては足下に及ばなかった。
 最後に、現代ピアノの代表格スタインウェイによる演奏が始まった。上野真のダイナミックな演奏は、スタインウェイの特性を引出し、観客を魅了した。しかしながら、シュトライヒャーの音色を耳にしたばかりに、現代ピアノは、その弱点である濁りのある音色をさらけ出した。上野真の演奏テクニックとシュトライヒャーのあまりにも美しい音色がいつまでも観客の心をとらえ、大きな感動を与えた。記念すべきコンサートだった。(2013年10月14日)


平成25年10月14日(月・祝)
しまなみ交流館(JR尾道駅前)

open/13:30 start:14:00
チケット/一般 2,000円 18歳以下・大学生等1,000円

■主催/尾道市教育委員会
■企画/NPO法人おのみちアート・コミュニケーション
■協力/フォルテピアノ・ヤマモト・コレクション

お問い合わせ/しまなみ交流館(tel.0848-25-4073)

<演奏曲目>

第1部
●モーツァルト
幻想曲 ニ短調 KV 385g(397) 作曲1782年頃 出版1804年
●ベートーヴェン
エリーゼのために イ短調 作曲 1810年
ソナタ 第30番 ホ長調 作品109 作曲1820年
●シューベルト
即興曲 変イ長調 D 935 作品142-2 遺作 作曲1827年12月
楽興の時 ヘ短調 第3番 D780 作品94-3 作曲1823-1828年
●ウェーバー
舞踏への招待 変ニ長調 作品65 作曲1819年7月完成 出版1821年
(以上 マテーウス・シュタイン 1820年製での演奏を予定)


第2部
●メンデルスゾーン
ロンド・カプリッチオーゾ 作品14 1828年1月完成 出版1830年
●シューマン
トロイメライ「子供の情景」作品15 より 第7番 ヘ長調 作曲1838年
●ブラームス
ピアノ曲集 作品118から 第1番 間奏曲 イ長調
第2番 間奏曲 イ長調
第3番 バラード ト短調 作曲 1892年
●ショパン
ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 作品44 作曲 1840/41年
子守歌 変ニ長調 作品57 作曲1843年
●リスト
愛の夢 第3番 出版1850年
(以上 シュトライヒャー 1846年製での演奏を予定)


●リスト
ハンガリー狂詩曲 第11番 出版 1854年
(以上 現代のスタインウェイでの演奏を予定)

*曲目は変更する場合があります


上野 真Makoto Ueno(ピアニスト)
 1966年室蘭に生まれる。16歳で単身渡米し、フィラデルフィア・カーティス音楽院で故ホルヘ・ボレット、ゲイリー・グラフマン両氏に師事。その後オーストリア・ザルツブルグのモーツァルテウム音楽院でハンス・ライグラフ氏に師事。1985年メリーランド国際ピアノコンクール第3位入賞。1986年ベーゼンドルファー・エンパイア国際ピアノコンクール入賞。1988年ジュネーヴ国際音楽コンクール・ピアノ部門第3位入賞。1990年国際ショパンコンクール名誉ディプロマ受賞。2002年オルレアン国際20世紀ピアノ音楽コンクール入賞。 2005年には京都市芸術新人賞、青山バロックザール賞を受賞。
CD録音には「リスト・超絶技巧練習曲全曲とトランスクリプション」(2004)、「3つのモダン・タイムズ・ドビュッシー、バルトーク&ストラヴィンスキー」(2006)、「ヘンレ版によるソナチネ・アルバム第2巻・古典」(2010)、「歴史的楽器2台によるベートーヴェン中期2大ソナタ&幻想曲」(2011)などがある。
2012年11月にはヴァイオリニスト・梅原ひまりとのデュオ・CD(シューベルト・ブラームス・エネスコ・細川俊夫作品集・・使用ピアノ:ベーゼンドルファー・インペリアル)(オクタヴィア/SPEX)をリリースした。また2012年から2013年にかけては、1850年代製のエラール・ピアノを用いたリスト・アルバム「巡礼の年・第2年・イタリア全曲&ヴェネチアとナポリ」(オクタヴィア/SPEX)、1925年製のニューヨーク・スタインウェイを使用した「ドビュッシー前奏曲集第2巻&ラフマニノフのピアノソナタ第2番(1913年版)」(若林工房)をリリース予定である。
近年は、ロシア、ラトヴィア、ノルウェー、フランス、オーストリア、メキシコ、トルコなどでリサイタルや協奏曲の演奏会を行っている。京都市立芸術大学で後進の指導にもあたっている。
上野 真ホームページ

山本 宣夫Yamamoto Nobuo(フォルテピアノ修復家)
1948年大阪府堺市生まれ。1966年よりピアノの製造と修理に携わり、1974年近畿ピアノサービスセンターを設立独立。1983年ベーゼンドルファー社(ウィーン)で研修。オーストリア・ウィーン芸術史博物館の専属フォルテピアノ修復師 1998年「スペース クリストーフォリ 堺」(フォルテピアノのためのホール)オープン。1999年グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ(ピアノ発明者、イタリア人バルトロメオ・クリストーフォリが1726年に製作したピアノ)の完全複製楽器を完成させ、ピアノ製作家・調律師のための世界大会(浜松)で展示・コンサートが行われた。2000年5月ユーロピアノコングレス2000(イタリア)に、このクリストーフォリの復元楽器が招待され、コンサート・レクチャー・展示が行われた。引き続き6〜7月2ヶ月間ウィーン芸術史博物館において一般公開され話題を呼んだ。6月18日には、同博物館(新王宮)でコンサート、7月22日ウィーン科学博物館にてクリストーフォリピアノコンサートが開催された。 2007年リストがパリのサロンでコンサートに使用していたエラールピアノ1867年製(東京サントリーホール所蔵)を修復完成。翌2008年10月サントリーガラコンサートに登場、話題を呼んだ。

<尾道とフォルテピアノ修復家・ 山本宣夫>(左の写真/下)
1994年9月クラシック音楽を楽しむ会(おのみちホッとコンサート、NPO法人おのみちアート・コミュニケーションの前身)と共に「小林道夫フォルテピアノ・コンサート」を開催。以後、尾道でさまざまなフォルテピアノを搬入し、コンサート活動に尽力した。
1997年12月ピアノの無かった向島洋ランセンターに、山本氏が所有していた大阪梅田の教会で使われていたディアパ−ソン(1950年代)製ピアノを演奏会に耐えるよう、全てのメカニックにドイツ製部品を使用して破格の値段で改造し、大阪から運搬。1998年10月久保小学校所有のSteinway & Sons NewYork1899年製を破格の値段で復元。
1999年尾道市立美術館で特別展「フォルテピアノ ヤマモトコレクション」展が開催される。同年11月、「クリストーフォリ・ピアノ・コンサート」をしまなみ交流館で開催。東京、大阪そして尾道の三会場で披露されたクリストーフォリ・ピアノを巡ってNHK大阪が尾道会場を取材撮影した。


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