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世界一巨大な猫をシャングリラに近い雲南省で発見!!

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異国(中華人民共和国)の猫3/ForeignCats3


異国(中華人民共和国)の猫3/ForeignCats3

世界一巨大な猫を発見した喜びも束の間


中華人民共和国雲南省にある世界遺産の石林(シーリン)で「おおっ、世界で一番大きな猫を発見!!」、と一人悦に入っていたのだが。後でわかったことではあるが、ツアー同行のほとんどの人は、ガイドの事前の案内でそれを知っていた。
吾輩は猫であるから、集団で歩くのは本能的に馴染めず、ついつい単独行動になりがちなのだ。そのときもグループに少し遅れて最後尾で首をキョロキョロ、目玉をギョロギョロさせていた。突然、吾輩と同じ格好をした巨石が目に飛び込んできたのでびっくり。その発見の喜びを密かに胸に秘め、同行のヒトに教えてやろうと意気込んで「ね、猫の格好の石がねぇ....」と話しかけると「あったね」でおしまいだった。吾輩の鼻高々の鼻が無残にもポキリと折れた。
石林は、貴州省茘波県の森林カルスト、重慶市武隆県の峡谷や洞窟などの立体的なカルストともに、世界自然遺産「中国南方カルスト」に属していて、「世界のカルスト地形のエッセンス」と呼ばれているのだそうだ。それで、その肝心の「カルスト」とは、なんだろうかと、これまた密かに調べてみたら、石灰岩が50万年〜3億年という気が遠くなるほどの時間をかけて、水に解け特異な地形を形成する、その特異な地形を「カルスト地形」と呼ぶのだそうだ。
地質学の専門的オタクのお話はこれくらいにして、「石林の巨大猫」以外にも今回訪れた中国の大都市・上海と世界遺産の古都・麗江で出会った吾輩の同族たちをご紹介しようと思う。

喧騒の大都市・上海の猫とシャングリラ近くの麗江の猫


異国(中華人民共和国)の猫3/ForeignCats3
刻々と変貌する大都市・上海には、都市戸籍をもつ市民1,200万人とは別に地方の出稼ぎ労働者が700万人暮しているという。建設現場近くで出会った上海猫は薄汚れていて、「ちょっと、のんびりさせて貰うよ...」と言っているようで少々お疲れぎ味だ。
そんな都会の喧騒は、まったく知らぬと麗江の東巴(トウンバ)博物館前で日向ぼっこを楽しむ猫。800年の歴史を持つこの古都には、まったりとした時間が流れてるいるし、空気は良いし、と言ってるようだ。5,596mの未踏峰、神の山・玉龍雪山を借景にした玉泉公園で観た猫は、この地に住む母性社会の少数民族である納西(ナシ)族の男たちに似て、素朴でちょっぴり内気そう。異国(中華人民共和国)の猫3/ForeignCats3

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