昭和54年(1979年)に元読売新聞記者であった友野幸人さんが出版された「尾道の息吹」によると、今では耳にすることのない「正言小路」が紹介されている。以下、かいつまんでご紹介したい。それによると、『(当時)尾道老人クラブ連合会長石川順一さん(73)の住むかつての正言。「正言小路は、山陽線常称寺踏切から西國寺大門通まで50mの線路北側。昔は大工、左官、仲居さんらの住む下町だった。弁天町の俗称がつけられ、しろうと芸人も多かった」。民家に挟まった小さなヒノキ造りの新しい拝殿が弁天神社。町民の寄付で50年9月15日に新築。記録にはないが、130年前、厳島神社として祠が造られたのが起源といい、正言の語源も荘厳から出たとか。』と記者らしい記述をされている。
常称寺(時宗)と浄泉寺(浄土真宗)を東西に結ぶこの正言小路は、西國寺山の裾向かって数本の路地が伸びていて、その奥行きの広さには驚いた。この小路の真ん中あたりには、昔ながらのお店があり、この地区の住民のために食料品の買い物ができるように商いを続けておられるようにお見受けする。たまたま通りがかりにお店の方が居られたので、開業年を尋ねてみたら今年で70年を迎えられたという。「有限会社よしはらストアー」というお店、それは老舗だ。ふむふむ戦後間もない昭和23〜4年(1948年又は1949年)か、それにしても頑張っておられるのに敬服した。店内はミニスーパーというところだ。近頃は尾道町の久保地区では、買い物難民になって困っている高齢者も多いと聞く。このお店をどんどんPRしたいものだ。
常称寺(時宗)と浄泉寺(浄土真宗)を東西に結ぶこの正言小路は、西國寺山の裾向かって数本の路地が伸びていて、その奥行きの広さには驚いた。この小路の真ん中あたりには、昔ながらのお店があり、この地区の住民のために食料品の買い物ができるように商いを続けておられるようにお見受けする。たまたま通りがかりにお店の方が居られたので、開業年を尋ねてみたら今年で70年を迎えられたという。「有限会社よしはらストアー」というお店、それは老舗だ。ふむふむ戦後間もない昭和23〜4年(1948年又は1949年)か、それにしても頑張っておられるのに敬服した。店内はミニスーパーというところだ。近頃は尾道町の久保地区では、買い物難民になって困っている高齢者も多いと聞く。このお店をどんどんPRしたいものだ。