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尾道最古の画廊カフェ「孔雀荘」の精神は今も引き継がれて

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孔雀荘/Kujakuso


孔雀荘/Kujakuso

尾道最古の画廊カフェ


喫茶店「日の丸サロン」が西御所町に開店したのが昭和8年(1933年)、店主は重田夫妻であった。この店は昭和21年「孔雀荘」と改名され、現在の場所に移った。その後この新店舗は、奥さんの重田寿美枝(明治44年生まれ)さんの人柄に多くの人々が惹かれ、後に尾道名誉市民となった小林和作画伯(1888〜1974)を中心とした文化サロン「孔雀荘」として開花した。
以来、美術を志すものは、足繁くこの店に通うこととなった。やがて、この画廊カフェ「孔雀荘」で個展ができることが、芸術を志す若手作家の登竜門となったようだ。

引き継がれた画廊カフェ「孔雀荘」


平成5年、重田さんの他界により、主人を失った「孔雀荘」は惜しまれながら、閉店せざるを得なくなった。
この話を聞きつけ、3年後の平成8年(1996年)、広島で金融関係団体に勤務していた今のオーナー松本宏子さんが一大決心の末、尾道に引越してきたのだ。
彼女は尾道の風景に馴染んだ外壁と1933年製ステンドグラスを生かした、新しい「孔雀荘」をスタートさせた。「孔雀荘」は再び、尾道に甦った。「孔雀荘」は今でも尾道周辺の若手作家の登竜門的な画廊カフェとして存在している。文字通り二代目となった松本さん手づくりのケーキセットを味わいながら、飾られた絵画を眺めながることで、尾道のエスプリに浸るのも良い。(2007年7月28日)

新型コロナウイルスに襲われた2020年


久しぶりに「孔雀荘」にやって来た。知りあいの画家が4年ぶりにこの店で個展を開いていて、今日がその最終日だった。
個展の案内状を見ていたので、気にはなっていたが、グズグズして最終日を迎えた。ウイルス騒動で狭い空間に出入りするのを躊躇っていたのだが、意を決して足を運ぶことにした。知り合いの画家の名は高田三徳さん。彼は国画会会員で、この騒ぎで3月に予定されていた新国立美術館での展覧会は中止となった。
運良く、店の外で画家と会い、しばし立ち話をして店に入った。店内には4人くらいのお客と孔雀荘の店主とスタッフ1名。店主が気を利かせて、皆とは3〜4m離れた席に案内してくれた。席に着き改めて店内を眺めていて思い出した。新たな路地ニャン・サイトに載せていなかったことに気づいたのだ。高田さんの作品が飾られた店内の写真を撮ることにした。店主の写真は、女性なので吾輩もちょっと気を利かせて、以前撮った写真を使わせてもらった。ウイルス騒動で平日でも尾道の街を歩く人は少なく、町中閑散としている。(2020年4月15日)
 
尾道市西土堂町4-8 TEL 0848-25-2109   Pなし
営業時間/09:00〜18:00
定休日/火曜日(祝日は営業)
  • 孔雀荘/Kujakuso
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