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へぇ〜! 船にもこんなリサイクル方法があったのか!

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陸上した船のブリッジ/JorikushitaFunenoBridge


陸上した船のブリッジ/JorikushitaFunenoBridge
所用で生口島の瀬戸田に赴いた。猫が何のようかといぶかるのもごもっとも。実は吾輩、最近デジカメで写真を撮ることにハマってしまった。それがニャンともアングル・センスが良いからか、それとも言いたくないが、ひょっとしてギャラの要らぬ駆け出しのアマチュア カメラマンということで使い勝手がよい?!....のか。まッ、吾輩にはいずれにしても問題はなく、とにかく撮りたいばかりなのだ。本来、生口島は数カ月前まで豊田郡で尾道市ではなかったので、吾輩が出しゃばることはなかったのだが、平成の大合併により因島市と瀬戸田町が2006年の今年目出たく(?!)尾道になってしまった。
ということで、しまなみ海道を渡り、わざわざ尾道町を離れることのない吾輩がその腕を買われて(?)、やって来たというわけだ。
瀬戸田町は、元来広島県内ではまちづくり先進地で、数十年前から「ベルカント ホール」という音楽ホールを核にして、東(宮城県加美郡加美町)の「バッハ ホール」に西(広島県豊田郡瀬戸田町)の「ベルカント ホール」というほど全国的に知名度を高めた。さらに「島ごと美術館」というコンセプトで島中に新鋭の彫刻家による野外彫刻を配置し、云ってみれば、そのセンスというか美意識は尾道市を遥かに越えていたなぁ...。
そんな昔の記憶が頭の中をグルグル駆け巡っていたら、いつの間にか目の前に大きな船が見えてきた。ここは生口島の名荷(みょうが)公園。ドックでもあるのかな?!なんだか変だな?!大きな船を陸にあげている、のかな?!と、近づいてみたら、ワぁ〜っ、バスやJRのコンテナを再利用するというのは見ることがあるけれど、船のブリッジを再利用とは、やはり発想が違うね、この瀬戸田町は..。
(2019年2月現在、このブリッジの風景はもう見ることはない。ここは船の解体工場のようで、20数年前だったと思うのだが、海難事故で岩礁に乗り上げた船の厚鋼板が強烈な力で捻じ曲げられ、信じがたい造形美を見せていたのを未だに忘れられない。その印象は、カナディアン ロッキーの自然の造形美に心を奪われたときのような衝撃だった。)
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